【看護師の年収】
平均年収:525万円
正看護師の平均年収:586万円
准看護師の平均年収:481万円
(平成29年人事院統計書調べ)
【看護師の月給平均】
正看護師:35.6万円
准看護師:30万円
(平成29年人事院統計書調べ)
この統計はフルタイムで夜勤をしている看護師の統計データです。
女性の仕事としては賃金としては上位に食い込む看護師という職業ですが、高めの給料には理由があります。
その秘密は夜勤手当にあります。
実際に私の給与明細から看護師の給料とお金を紐解いてみます。
Contents
基本給に対する夜勤手当の割合
現在33歳、看護師7年目の私の基本給は24.8万円になっています。
【夜勤関連の手当】
夜勤手当4.4万円
夜間看護調整4万円
このように夜勤関連の手当が手厚くついており8.4万円もの金額がついています。
この金額からもわかるように看護師の給料を高くしてくれているのは夜勤のおかげです。
もしも私が今の働き方で夜勤をしなければ10万円近く給料が減ることを考えると恐ろしいです。
看護師ならばいつまで夜勤をするのだろう・・・
夜勤したくないな・・・
と思うでしょうがわたし達看護師がある程度の給料をもらえているのは夜勤のおかげだったのです。
これを考えると夜勤しないわけにはいきませんね。
看護師が夜勤から離れられないのは実はお金という大きな理由があるのです。
年収における夜勤手当の割合
私の給与から月給に置ける夜勤手当の割合は約20%です。
単純な計算になりますが年収における夜勤の割合を仮に20%とすると
上で紹介した平均年収525万円をもとに、夜勤手当なしの給与を考えるとこのようになります。
夜勤手当がない場合:525×0.8=420万円
平成28年の全職業の平均年収:421万円
平均年収は国税庁の民間給与実態統計調査により
見事にきれいな数字が出ました。
このように看護師の給料が高いのは明らかに夜勤のおかげなのが証明できたと思います。
【合わせて読みたい】看護師の副業、単発派遣バイトの時給ランキング
その他の手当
夜勤関連の手当の他にもいくつか手当がついています。
【その他の手当】
・地域手当
・超過勤務手当
・住宅手当
・通勤費
夜勤関連の手当を含めて、これらの手当を合わせると約14万円近い手当がついています。
それほど高くない基本給に手当がつくから私の給与がある程度の額になっているとわかります。
基本給は高くないからボーナスは振るわない
このように各種手当が給与を支えているので、ボーナスになるとそれほど振るわないのが看護師の給与の特徴です。
ボーナスの時期に一般企業の夏のボーナス・冬のボーナスの支給額を聞いていつも驚くのですが、看護師の給与の仕組みを給与明細から紐解くと理解できます。
まとめ
私の給与明細から看護師の給与とお金について調べてみると、見事に夜勤手当分だけ平均より多く給与をもらっているとわかりました。
看護師をしていてつかは卒業したい夜勤。
年々きつくなっていきますが、お金のためにはやめられない。
数字を整理して私自身改めて夜勤手当の大きさを感じました。
看護師の夜勤卒業は皆が抱える大きな問題ですが自分にあった稼ぎ方が出来るのが一番ですね。