看護師の副業・アルバイトに病院の外来で働くというものがあります。
地域の開業医や病床を持つ小規模な病院で外来業務を行い時給で給料をもらう働き方です。
今回は外来業務のお仕事内容についてまとめます。
Contents
外来看護師の仕事内容
外来看護師の仕事内容は、自分が診察につく先生によって全く違います。
仕事の内容もその病院の外来の回し方で事務作業が多かったり、血液検査のオーダー方法が違ったりとひとくくりにできません。
働くときは近くにその病院の常勤か、慣れたバイトの看護師がいるので自分一人、訳も分からず働くといった状況にはならないと思います。
派遣バイトを採用しているクリニックの先生は派遣バイトと働くのは慣れているので、処置の際は自分で動いてくれますし、わからないときは教えてくれます。
しかし絶対に必要な技術としては採血・12誘心電図・包帯法があげられます。
特に採血は自分ができないと外来が止まってしまうので得意なほうがいいです。
そのほか書類作成・電話対応・掃除など看護処置以外の雑務を頼まれることも多いです。
勤務時間とタイムスケジュール
私が経験した外来バイトは全日型と半日型がありました。
全日型は9-18時の場合が多く残業は長くても10分程度です。
【タイムスケジュール例~全日型~】
【9:00】午前診療開始 採血・処置・検査
【13:00】午前診療終了
【13:00~15:00】休憩
【15:00】午後診療開始
【18:00】勤務終了
シンプルな流れですが2時間の休憩を取る場合もありました。
午前診療と午後診療の間の時間はどうしても空くので長めの休憩になったり、事務作業を頼まれる場合もあります。
半日型は午前診療・午後診療のどちらかに出る形になります。
時給
上記のようなスケジュールで働きます。
看護師単発バイトの時給の中ではちょうど真ん中くらいの時給設定になっています。
私が経験した価格帯は時給1400-2100円です。
つまり半日型だと一日約5千円以上、全日型だと1万円以上稼げることになります。
肉体労働度
外来でのお仕事は看護師単発バイトの中でも楽な部類に入ると思います。
しかし採血や点滴などほかのバイトではやらない患者さんに対する侵襲的な医療処置があるのでその点でいつも以上に気を使って精神的に疲れることもあります。
病棟業務のように走り回ることはなく、基本的には診察している先生の後ろに立って、必要時診察の介助をすることがメインなのでそれほど疲れません。
むしろ慣れればなれるほど楽になっていく仕事内容です。
楽しさ・満足度・やりがい
外来での仕事はかなり業務的なものであり、患者さんとの関わりを通してやりがいを感じるといった瞬間は少ないと思います。
仕事内容的にも時間設定的にも結婚や子育てで仕事を辞めていた方が看護師の仕事に戻るときに入り口となりやすい仕事だと思います。
そういった方が看護師に戻るという点であればやりがいを感じられると思います。
総合評価
仕事内容:★★★(慣れれば楽です)
勤務時間:★★★(基本的に残業はないです)
時給 :★★★(たまに高い案件あり)
肉体労働:★★★★(しんどくありません)
やりがい:★★(業務性が高いです)