看護師の転職の際の面接で必ず聞かれることがあります。
おもに3つ
・前職場の退職理由
・その病院を選んだ志望動機
・自己PR
これらは転職候補の面接で必ず聞かれることがあるので、きちんと自分の言葉で言えるようにしておく必要があります。
私は今まで3回の転職経験があり、面接で上の3つのことは毎回聞かれました。
しかし実際に聞かれるとなかなか上手く言えないのが普通です。
転職を考えていて、面接の時にこうした事が聞かれて自分でなんて言えばいいかわからない人のために、サンプルとなる3つの事を示したいと思います。
転職の際は
・前職場の退職理由
・その病院を選んだ志望動機
・自己PR
この3つを言えるようにしておく。
Contents
前職の退職(転職)理由のサンプル文
実際に自分が今の職場を転職すると仮定して転職する理由のサンプルを紹介します。
【転職理由サンプル】
前職場を離れようと思った理由は2つあります。
1つ目が時間外労働が非常に多かったことです。時間外労働自体はそれほど気にならないし、仕方ないところがあります。
しかし時間外労働しても残業代が付けてもらえなかったことに強く不満がありました。
残業申請しても上司から
『先輩が申請していないのにどうしてあなただけ申請するの』
と言われどうしても納得できなかったからです。
2つ目がそうした環境でしたので、人間関係もあまり良くなかったことです。
忙しさもあり、自分としてはみんなで協力して働くべきだと思っていたのですが、なかなかそういった関係性を病棟で作ることができなかったことということです。
この2点を理由にもっといい環境があるのではないかと考えて転職と言う方法に目が向き、今回こちらの病院に魅力を感じて転職を決意しました。
どうでしょうか?
冒頭で理由は2つと限定することで、話しやすくまとまりを持った内容で話せるように工夫しています。
あなたの転職理由はなんですか?
文章にならなくても箇条書きでもいいので、紙に書き出してみましょう。
今の職場の不満な点、嫌なところ、グチでも結構です。
まずは出してみて、それを整理して文章にすればいのです。
志望動機のサンプル文
【志望動機サンプル文】
今回この病院を志望した動機は自分のスキルアップが出来る環境が揃っていると感じたことと、労働環境が良いと感じたからです。
スキルアップに関しては前職の病院よりも手術の症例数と診療科がおおく、病床数も多いため今までよりも幅広い経験が多くできるのではないかと考えています。
労働環境にしても、こちらの病院は設備が新しく、患者さんが使える一人あたりの面積も広いため、快適な療養環境があると感じました。
また看護師としても広くて清潔な職場なので働きやすいと感じました。
院内の勉強会も盛んに行われているようなので、参加できるのを楽しみにしています。
このように自分が面接の前にしっかりと病院のことを調べたということを暗に伝わるように話を進めていきます。
基本姿勢は前向きに上昇志向があることがつたわるようにポジティブな姿勢で話しましょう。
自己PRサンプル文
【自己PRサンプル文】
全職場では救命救急センターで働いていたので様々を症例を経験してきました。
そうした経験を通じて勉強もしてきたので、配属された病棟でも引き続きコツコツと勉強していけると思います。
また集中ケアを行っていた経験を活かして、職場になれてきたら急変対応に積極的に関わっていきたいと考えています。
また前職場では新人教育にも2年間携わることができました。
その際は新人が1名職場に馴染めなくて異動してしまったという反省から、もし今後自分が新人教育に携わることができたら、できるだけ新人のサポートをしていきたいと思います。
不安なことは一般病棟で働いた経験が1年間しかないので仕事が回せるか心配ですが頑張っていこうと思っています。
特に自己PRの場合、前職場で何をしたかを話してしまいがちですが、それよりもそうした経験を活かして自分は何をできるのかを伝えましょう。
前職での経験を生かして、自分は次の病院でどうしていこうと考えているのか、ここを伝えるのです。
まとめ
・転職理由
・志望理由
・自己PR
この3つは全く白紙の状態から考えるにはとても難しいです。
なので紹介したサンプル分を参考にして自分なりの文章を考えてみてくささい。
一生懸命働いてきているはずだから、必ず言葉にしたい想いがあなたの胸にあるはずです。
そうした思いをまずは紙に書くことから始めてみてください。
そうすれば始めからは想像ができなかったような自分の考えが浮かび上がってくると思いますよ。