看護師の転職理由の常に上位に上がるのが『人間関係』です。
人間関係が原因で転職したい人本当に多くいますよね。
人間関係が原因で転職を希望する理由の人が次の転職先に挙げる条件。
それは『人間関係のいい職場』です。
転職サイトに登録して転職する場合、転職エージェントにこの条件を伝えます。
しかし病院の人間関係、本当に転職エージェントが知っていると思いますか？
人間関係がいいのかそうでないのかは、実際に働いた人りか分からないとは思いませんか？
それでも人間関係がいい職場を探したいなら客観的な指標を見るしかありません。
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転職エージェントが本当の人間関係を知るわけがない
病棟の人間関係が良いのか悪いのか、それは働いてみないとわかりません。
人間関係は実際に働くまでわからない
働いていて、ある人にとっては良い人間関係と感じていても、他の人にとっては人間関係は悪いと感じることもあります。
このように病棟の人間関係とは人によって感じ方が違うため一概測ることができません。
さらに転職エージェントは当然病院にとって部外者ですからそうした詳細な人間関係を知っているはずがないのです。
また病院側も『人間関係は悪いです』と言うわけありません。
だから転職する前に本当に人間関係が良いのか悪いのか判断するのは非常に難しいです。
病棟全体で語られるものではない
病院に努めていたらわかると思いますが、同じ病院でも病棟が違えば他の国状態です。
あまり病棟の人間関係が良くなくても、他の病棟はそんな事ないなんてことザラにありますね。
このように病院の人間関係は病院全体で語られるものではなく、その病棟はどうかで語られるべきなので『この病院は人間関係いいですよ』という言葉はあまり意味がありません。
良好な人間関係は自分で築くもの
良好な人間関係は自分で築き上げるものであり、他人が準備してくれるものではありません。
つまり次の転職先で良好な人間関係を望むのなら、自らの力でその人間関係を築いていくしかないのです。
人間関係が嫌になり現在の職場を離れることになったら、次の職場では良好な人間関係を築けるようにゼロから努力する。
良好な人間関係を求めるなら自分で築き上げましょう。
良好な人間関係を築くためのポイント
良好な人間関係を築くためのポイントは以下のとおりです
・誰にでも自分から挨拶する
・笑顔で話す
・目を見て話をする、話を聞く
・嘘をつかない
・謙虚でいる（わからないことはわからないという）
私は人間関係に大きく悩んだことはないですが、それはいつも上に挙げたようなことを意識しているからだと思います。
とくに病院は緊張感のある職場ですので、そこで笑顔で挨拶できるだけでとても印象が良いです。
またある程度経験年数が経つと素直に謙虚でいることが難しい方もいますよね。
しかし良好な人間関係のためにはわからないことはわからないと伝え、相手の力を借りることを避けてはいけません。
そして助けてもらったらきちんとお礼を伝える。
こうした積み重ねが良好な人間関係を築きます。
１つ１つは簡単ですが毎日積み上げていくと必ずいい関係が周りのスタッフと作れるはずです。
人間関係がいい職場の客観的な特徴
人間関係は自分で築くものだと言っても、それを作る土台である最低限の職場環境は確認しておく必要があります。
人間関係が良好な職場は人がやめない職場です。
離職率が高い職場は人間関係が悪い可能性が高いので割ける必要があります。
その他にも人がやめない職場環境が整っているかわかるような指標はこのようになります。
・平均勤続年数が長い
・働いている年齢層が多彩
・休みがキチンと取れている
・有給消化率がいい
このような条件が揃っている職場は良好な人間関係が育つ基盤があると判断していいでしょう。
つまり働いている人のライフ・ワーク・バランスが取れる環境があるかどうかということです。
転職の際に人間関係を良好に築こうとおもうなら上に挙げた項目を確認して、自分が紹介された病院が働いている人たちにいい条件を提示できているかを自分で判断しましょう。
まとめ
看護師として働いていると人間関係が重要なのは全員がわかっているのに、なぜかうまく築けない。
しかし転職で環境新たに頑張ろうを思うならぜひ自分で努力して良好な人間関係を築き上げてください。
そのために、転職候補となる病院がその基盤を働く人たちに提供しているのかは転職エージェントのひとからしっかりと情報を聞き出しましょう。
そして転職エージェントの『人間関係はいです』という言葉は参考にせず客観的な指標で判断して、就職すると決めたらそこで自分で築き上げましょう。
そうすれば半年もたたずに新たな自分の職場を『うちの病院』と呼べるように夏と思いますよ。
