看護師の転職でよく使われるのが転職サイトに登録しての転職です。
転職サイトに登録して、その会社の転職エージェントの力を借りて転職する方法ですが中には満足いく転職ができな場合もあります。
私自身転職サイトを通じた転職の経験は2回あり、実際に転職サイトを使う際の注意事項を身をもって体験しています。
転職サイトを利用した転職を行う場合は
・希望する環境は具体的に伝える
・相手のペースで話を進めない
・行きたい病院があれば自分で応募
この3つに気をつければ満足いく転職ができるはずです。
Contents
転職エージェントとの電話や面談での対応
転職サイトに登録すると担当の転職エージェントがついてくれ、転職の支援をしてくれます。
伝える内容はより具体的に
転職する際に希望する条件は絶対に自分でよく考えておく必要があるのですが、抽象的な希望は伝えるべきではありません。
・人間関係がいい
・働きやすい
・やりがいある職場
こうした内容のことはそれぞれ個人によって感じ方が違い具体性にかけます。
人間関係の状態なんてその病棟で働いていないとわからないと思いませんか?
その病棟の人間関係は悪くても、隣の病棟ではいいかもしれないし、病院全体で語ることが出来るものではありません。
働きやすさやにやりがいも個人差が大きく具体性にかける希望と言えます。
ではどのように伝えるたり、聞いたりするのがいいのか。
数字で聞けば具体性が出る
・人間関係がいい
→働いている年齢層、平均勤続年数、年間の退職者人数や割合
・働きやすい
→平均残業時間、有給消化率
・やりがい
→予定年収、平均勤続年数
希望する条件を伝えていくつか病院を紹介されたら自分が希望する条件にあるか数字でみるといいでしょう。
『悪い例』であげた抽象的な条件を数字に置き換えてみることでより具体的に判断することができます。
こうして数字から紹介された病院の環境や労働条件を読み取り面接を受けるかどうかを決めるといいでしょう。
自分のペースで転職する
転職サイトに登録すると転職エージェントから連絡があり転職活動が始まります。
転職エージェントの仕事は看護師のあなたを転職させること
転職エージェントの仕事は看護師であるあなたを病院に紹介してその対価として紹介料を受け取るのが仕事です。
つまり転職させてなんぼの仕事なのであなたを転職させたいわけです。
だから場合によっては自分のイメージよりも転職活動がどんどん進んでいってしまう可能性があります。
こうした転職エージェントのペースで転職活動を進めてしまうと後悔する転職なるわけです。
転職活動のペースを渡さないために
転職サイトに登録すると電話や面談で希望の労働条件を聞かれます。
そしてその条件にあう病院を転職エージェントがあなたに紹介するという方法で話が進みます。
いくつか病院を紹介されますが、この辺りで必ず時間を置いて考えましょう。
面接にいけばほぼ採用が決まるのが転職エージェントを介した転職の特徴です。
自分のペースで考えるために『いついつまでに決めます』
や『今回は転職を見送る』という決断でもいいです。
とにかく自分のペースで話が進むようにコントロールするように意識しなといつの間にか転職決定まですぐに進むので注意が必要です。
行きたい病院が決まっている場合は自分で就活をする
転職サイトを利用するのが適している人は、希望する労働観条件は決まっているが病院は決まっていな方です。
行きたい病院が決まっている場合は自分で病院に問い合わせて応募するほうがスムーズでいいです。
転職サイトでは紹介できない病院の可能性がある
行きたい病院が決まっている場合、その病院がその地域で人気があれば看護師は集まって来ます。
だから転職サイトに求人をかけなくても独自に募集をかけて人員を集めている場合があります。
もし次に働きたい病院があるならまずその病院のホームページをみて採用情報を確認してみましょう。
採用が出ていれば転職サイトを使うことなく自分で応募して就活をしましょう。
その際は給与見込みや手当、週休何日かなど数字で確認できる具体的な条件をよく確認して自分の求める条件と合うかどうかを見定めてください。
まとめ
看護師転職サイトは非常に便利ですがうまく使わないと自分が思っていた就職活動ができない可能性があるので注意が必要です。
しかし転職エージェントは看護師を転職させるプロですので力を借りることあなたの転職に大いに助けになります。
自分で転職する場合も、転職サイトを利用する場合も納得行く転職ができるかどうかは自分次第。
人任せの転職にしなければ必ず納得のいく転職ができるはずです。