看護師をしていてよく聞くセリフ。
『はぁ、仕事やめたい。』
絶対に聞いたことあるセリフですよね。もしかしたら自分が言っているかもしてません。
でもみんな辞めないのはお金のためであったり、最後の辞める決断ができなかったり・・・
私はもし仕事を辞めたくなって、本気で上司し相談しようとしている方には一度、異動の希望を出すことを勧めます。
辞める前に一旦異動、それでもだめらな仕事をやめて転職。
この方法がおすすめです。
仕事を辞める前にいったん異動しませんか?
Contents
異動をすすめる理由
仕事が辞めたくなっている看護師の方は、看護師が辞めたくなっているのか、今の仕事が辞めたくなっているのかどちらでしょうか?
異動は今の仕事やその環境が嫌になっている人はとても効果的な方法です。
昇給を手放さなくていい
看護師であるあなたの給料は年次昇給の仕組みが採用されていないですか?
年次昇給とは毎年一定額だけ基本給が上がるような昇給の仕組みです。
つまり経験年数がながければ長いほど基本給は高くなります。
仕事を辞めるとその昇給分を手放すことになりますが、異動ではそのまま引き継がれます。
年間でみた時にこの昇給分の違いは、数十万円になることもあるのです。
前の職場での経験がそのまま引きつげる
異動になると始めは環境の変化で覚えるべき仕事が増えたように感じますが、実はそうではありません。
環境が変化しただけで細かい仕事内容は大きく変わっていないはず。
病棟の違いによる患者さんの疾患の違いはあれど電子カルテの操作や検査の出し方、使っている道具は変わらないのですぐに慣れるはず。
今までその病院で積んできた経験がもっとも無理なく引き継いで発揮できるはずです。
仕事を一新できる
同じ病棟に長くいると、普段の業務に追加で委員会の仕事が入ってきますよね。
経験年数が長くなるほどその傾向は顕著で負担がおおきくなっていきます。
しかし異動をすればこの委員会の仕事から逃れられる可能性が高くなります。
その他教育など病棟の中でも手がかかる仕事から一旦離れることが出来るかもしれません。
異動してしまえばいい感じに責任から離れられる利点があります。
異動してよかった例をたくさん見てきた
現在私は救命救急センターで3交代勤務で働いています。
例年の傾向として2年の中盤に差し掛かるストレスが限界を迎え2年目ナースが異動希望をして病棟を去っていきます。
異動の前はとてもしんどそうで、精神的にも参っていたようですが異動で見違えるように元気を取り戻しイキイキと働いている異動者を毎年見ています。
このような状態から、やはり職場には合う合わないがあると思います。
仕事をやめたくなった時はその前に異動という手段は有効だと感じます。
仕事が辞めたくなったら転職サイトで他の施設の状況を知ってみる
看護師が転職する時によく利用するのが転職サイトです。
転職サイトに登録して、転職エージェントに自分が働きたい条件を伝えて自分にあう条件の病院を紹介してもらうという方法での転職です。
絶対に転職しなくてもいい
転職サイトに登録したからと行って絶対に転職する必要はありません。
他の施設にも興味があったので登録した旨を伝えて、自分が希望する条件の病院はどういったところがあるのかを知るための利用でも問題ありません。
その際は『他の施設にも興味があって、いい所があれば転職を考えたい』
と転職エージェントに伝えましょう。
また異動してもやっぱり仕事やめたいいと思い辞めた時、次の就職活動に移る際に転職サイトに登録しておけばスムーズに就活が始められるのも利点です。
実際に看護師をしていて転職を経験していない人のほうが少ないので、もし興味があるならほかの求人を知るという意味でも登録しても損はないでしょう。
自分の仕事観を見直すきっかけになる
転職エージェントに転職相談をする時に、エージェントから色々自分が求める仕事の条件を問われます。
・お金
・忙しさ
・患者さんとの関わり
・やりがい
こういった事、働いていては意外に真剣に考える機会なかったですよね。
転職エージェントは看護師の転職を仲介するプロなのでそうした自分の中にある求める仕事像をうまくあぶり出す質問をしてくれます。
会社にもよりますがその方法は電話や面談が多いです。
実際に転職しなくてもこうして自分の仕事に対する考え方をまとめる機会になると思います。
まとめ
仕事がやめたいけど決断ができない方はぜひ一度異動を考えてみてください。
異動して少し慣れたら仕事の負担も減るかもしれません。
余裕が出たら他の求人を知る意味で転職サイトに登録するのもいいし、新たな病棟で頑張るのもいいと思います。
今の職場から離れたかったり仕事が辞めた方は、いずれにしても何か行動してみてはいかがでしょうか。
一歩踏み出せば、なにか変えられるかもしれませんね。