『何年目になても仕事ができるようにならない』
このような悩みを持っている看護師の方は多いハズ。
私も働いていて決して仕事ができるほうではありません。
しかし毎日頑張って働いているのにどうしていつまでたっても仕事ができるようにならない自分なりに分析してわかったことがあります。
『自分は仕事が終わっているかどうかをわかっていない』
つまり仕事はちゃんと進んでいるのに、終わっている気がしなくて何度も記録を見直したり、患者さんのもとへ行ったりしていたのです。
そこで私がとった方法は仕事を後回しにしないことと、簡単な仕事進行表を作りチェックを入れていくことでした。
これで仕事を見える化して確実に終わらせて、何度も見直すことなく1回で仕事を済ませるようしました。
・今できることを後回しにしない
・仕事進行表を作り仕事を見える化する
Contents
仕事が遅いのは何度も同じことをしているから
私が仕事が遅かった理由は何度も同じことをしていたからでした。
主治医から新しい指示が出ても確認しても指示受けのクリックはせずに後回し。
院内メールを読んでも返信は後回し。
ラウンドで患者さんのもとへ行ってバイタルを取るだけで記録は後回し。
このように何事も後回しにしてあとでやろうという考えで仕事をしていました。
しかし、これらのことをすぐにその場でやるようにしただけで仕事が溜まっていかないようになりました。
仕事が遅い人は仕事を後回しにする傾向があります。
今できることでも落ち着いてから後でやろうと思い結果的に仕事が残っていくのです。
電カルの画面も同じ画面を何回も開かないで、一度開いたらその場ですぐやる。
これだけでも仕事がたまらないし、その場でやるという集中力が必要なのでダラダラすることなく仕事をどんどん進めていけます。
いつまでたっても仕事が終わらない『あと確認だけです』という人
看護師の仕事をしていてよく聞く言葉。
『後は確認だけです』
『後は記録だけです』
このような言葉をよく使う人に限って仕事がいつまでも終わらない人てあなたの周りにいませんか?
一体確認にいつまでかかるの?と思いますよね。
私も以前は『後は確認です』の名人でした。
この確認名人は仕事が終わっているのに終わっているのか不安で何度も何度も同じことを確認している場合が多いです。
自分が安心できるまで確認しないと気がすまない。
こんな感じでいつまでも仕事をしているのです。
これを改善するのが仕事進行表です。
仕事進行表を作って確認は1回で終わらす
看護師の仕事は完全にルーティーンワークです。
つまり毎日仕事の流れが決まっているため仕事の多くの部分がルーティーン化されているはず。
終わらすべき仕事が明確になっており、それらを1つ1つ達成していくのが多くの看護師の進め方ではないでしょうか?
確かに業務予定表のようなもので1日のスケジュールを確認しながら働いている方もいるでしょう。
それだけではなく自分オリジナルで簡単な仕事進行表を作ってみてください。
以下の物は私の使っているものです。
記録 | 必要度 | B項目 | コスト取る | 指示受け | 掲示板整理 | |
チェック |
項目はこれだけではありませんが自分の業務で特に電カルの入力関連について確認事項をまとめて作ります。
そして1回で完璧に入力してしまい後から見直しをしないようにします。
こうすることで『あと確認だけです』
がなくなります。
これは自分の仕事の見える化をしていて、どこまで仕事が終わっているのかをひと目で把握できるようにしています。
こうすればなにか終わっていない時は具体的に終わっていないことをリーダーに報告できるし、場合によっては誰かに仕事を頼むことができます。
このようにシンプルな仕事進行表で仕事の見える化をすることで格段に無駄な時間を削減でき仕事が早く処理できるようになります。
まとめ
看護師の仕事は患者さんに関わる看護と、電カル入力の事務作業の2つに分けられます。
仕事が遅い人はこの事務作業が遅い傾向にあります。
この事務作業をいかに効率的に終わらせるかが仕事ができる人とそうでない人の大きな違いです。
事務作業が早くできれば患者さんのもとへより行けて良い看護ができるでしょう。
そのためにまず、今できることを先送りする仕事方法をやめて、仕事進行表で仕事の見える化をすることで効率的に事務作業をこなしてきましょう。