私の妻は大学病院で5年間看護師として働いた後、保健師へと転職しました。
転職時の保健師の経験は皆無でしたが、現在は地域包括センターで保健師として働いています。
主な仕事内容は介護保険の要支援高齢者の生活援助です。
【妻が使った転職サイト】MC─ナースネット
看護師免許と保健師免許を両方持っている看護師の方、多いですよね。
20代中盤から30代前半の看護師は大学のカリキュラム上、保健師免許を取りやすい状況にありました。
『看護師をしているけど、もう疲れた。保健師やってみたいけど、保健師の仕事ってどうやって探すの?』
という方に向けて書いていきます。
Contents
転職サイトに登録して求人を探した
妻は最終的には転職サイトの紹介で就職しました。
保健師の求人は看護師の求人と違い少なかったからです。
保健師求人を自力で探す
保健師求人を自力で探す方法で一番オーソドックスなのがハローワークを利用する方法です。
ハローワークの求人検索で保健師の求人を探せば転職仲介業者を通さずに仕事を探すことができます。
しかしハローワークで探してわかったことは保健師求人はやはり少なく、派遣・パートが非常に多いということでした。
ちなみにネット検索で出てくる保健師求人も最終的には転職仲介業者を介しての申し込みとなる場合がほとんどのようです。
自力で保健師求人を探して転職するならハローワークで探す方法が良いでしょう。
市役所で働くなら公務員試験を受ける必要がある
市役所で市町村の職員として働く場合にはその市町村の採用試験をける必要があります。
なので保健師に転職したい、公務員として働きたいと考えている場合は試験に合格することが必須となります。
看護師として働いている現状があるならややハードルは高いように感じます。
しかし公務員として働くようになれば母子保健・地域の公衆衛生・地域の活性化など看護師では考えられなかったような面白みのある仕事ができます。
私の大学時代の友人は看護師をしながら公務員試験を受けて現在、某地方都市で保健師として働いています。
こうした採用を希望する場合は、近隣の市町村の保健師求人をこまめにチェックして、試験の時期を逃さないように情報を集めましょう。
転職サイトに登録して探した
私の妻は最終的に転職サイトに登録して、転職エージェントの力を借りて転職をしました。
夜勤の有無やその他希望する勤務場所や働き方、今後の家族計画などを転職エージェントと電話で何度か詳しく話していました。
結果的に病院に就職し、その病院が市から委託を受けている地域包括支援センターで働くことになりました。
自分で探していると病院に就職し、委託を受けている地域包括支援センターで働くなんて思いつかないですね。
こうした情報を持っているのが転職サイトの利点です。
保健師の仕事内容
普段の生活をしていて保健師の仕事は私達も想像がつかないですね。
その仕事の内容は非常に多岐にわたります。
私の大学時代の友人は市役所で働いているので母子保健から地域の公衆衛生まで幅広い仕事内容をこなしています。
妻は地域包括支援センターで要支援に該当する高齢者の生活援助で自宅に訪問したり、高齢者家族からの相談を受けて生活をお助けするような内容の仕事です。
保健師はその他にも企業保健師などもありその人が働く場所によって、仕事内容が大きく血が言うのが特徴です。
労働時間・年収・やりがい
現在の妻の現状です
・年収:400万円
・労働時間:9時~17時30分
・残業:ほぼゼロ
・有給:柔軟に取れる
看護師からは大きく年収が下がりましたが、その分仕事からの負担が減ったようです。
残業もなく有給も自分のスケジュール次第で柔軟に取っています。
仕事の内容から高齢者のお宅に訪問して、その方と長期的な信頼関係を築くことにやりがいを感じているようです。
もちろんいいことばかりではなく、対応困難事例や嫌な思いをすることもあるみたいですが概ね穏やかに働いているようです。
夜勤がなく、事務作業も多いため肉体的には楽になったと言っています。
まとめ
看護師から保健師になりたい方もし興味があるなら一度探してみるのもいいのではないでしょうか。
特に結婚を期に転職を考えていて、子作りや子育てのことを考えて夜勤は・・・
なんて思っている方は保健師をおすすめします。
自分が長く働くキャリアを考えていて、保健師資格をもっているなら看護師からの転職は一つの選択肢です。
その際の仕事の探し方はハローワークか転職サイトかの2つです。
一度ハローワークで探してみて、うまく行かなかった時は転職サイトに登録でもいいし、始めから転職サイトに登録すれば短期間でいくつか候補は紹介してもらえるでしょう。
看護師資格と保健師資格を活かしながら自分に適した働き方を選べるといいですね。