結論から言うと、絶対にバレないようにする対策はありません。
しかしバレにくくする方法はたくさんあります。
就業規則というものがあり、ほとんどの場合副業禁止や兼業禁止といった文言があります。
就業規則に反した場合は最悪の場合、懲戒解雇になります。が!!
風俗や水商売などでなければそれほど咎められないのも事実です。
看護師が看護師のバイトをするなら問題ないと思いませんか?
それに医師たちはみんな当直のバイトとかしてません?
そう、実は病院は副業に厳しくない文化があるはずなんです。
副業に関して医師はよくて私達看護師にだけ厳しくするなんて筋が通りませんよね。
私達看護師だって、休みの日に副業でお金を稼ぎたいですよね!
Contents
看護師の副業をバレないようにするにはどうすればいいか?
看護師のみなさんが副業をしてバレる理由は主に以下の3つです。
②働いているところをみられる
③住民税でバレる
それぞれ対策をたてて副業がバレるのを避けましょう。
自分でしゃべる
これは最もバレる頻度が高いですが、対策も立てやすいものです。
自分の休みの時間を割いての副業ですから、要するに本人としては頑張ってやっているわけです。
人間、自分の頑張りは人に認められたいと思うものです。
つい頑張りを認めてもらいたくて『絶対に誰にも言わないでね。実はさ・・・』なんて言って自分が副業しているのを他人に話したらおしまいです。
そして誰にも言わないでと言われたら誰かに話してしまうのも人間。
あなたが話したのは1人のはずなのに、あなたが副業していることは噂話として少しずつ職場で広まってしまうのです。
そもそも自分が勝手にやっているわけですから、逆に友達から『副業してるんだ』と話をされても頑張ってるななんて思わないですよね。
できる対策はとにかく職場の人に副業のことは話さないこと。
副業していることがバレたくなければ気心が知れた相手であっても絶対に話さない。
自分から副業がバレるようなことをわざわざやる必要はありません。
さらに付け加えると派遣先の職員さんでたまに、
と聞いてくる方がいます。
私は基本的に派遣先の方であっても自分の職場が特定できる病院名は言いません。
巡り巡ってどんな形で自分の職場の同僚の耳に入るかわかりません。
無駄なリスクは高めない。沈黙は金です。
言いたくなる気持ちをグッとこらえて淡々と副業でバレずに稼ぎましょう。
働いているところをみられる
自分が副業として働いているところをみられる。これは神様のいたずらです。
誰かに言いたい気持ちを抑えて働いているのに、神様いじわるすぎます。
しかし神様を呪っても仕方ありません。
私たちができることはこうした偶然が起こりにくいような環境で働くほかありません。
具体的には自宅や自分の職場から近いところで副業として働くのは避けましょう。
つまり、自分の生活圏内での副業はやめましょう。
これを守ることで副業で働いているところをみられる確率はうんと低くなります。
住民税でバレる
ここからが本題です。住民税は、年収によって収める納付額が決まっています。
職場に副業がバレるのは、本業の年収に対してよりも納付するべき住民税が高くなることでバレてしまうのです。
【例】
年収500万円(本業のみ)
=住民税24.4万円
年収550万円(本業+副業)
=住民税27.7万円
副業がバレないようにするためには税金の仕組みを知ろう
とにかく確定申告をしましょう
副業収入が20万円以下であっても、あとで述べる各種控除の仕組みを使うために確定申告をしておくのがまず、間違いありません。
大変だとは思いますが、本業と副業のそれぞれの源泉徴収票を準備して確定申告をしましょう。
初めてやる方は大変かもしれませんが、思っているよりも簡単にできます。
住民税が決まる仕組み
税金の仕組みとして副業をしている場合、所得が一番多い勤務先に対し市区町村から住民税の金額の連絡が行くようになっています。
その連絡をもとに勤務先は住民税を給料から天引き(源泉徴収)します。
つまり副業で得た収入に対しての住民税を本業の給料から天引きにすることなく、会社を介さずにはらうことができれば住民税の額から副業がバレることはなくなります。
ここで給与所得以外なら確定申告書の第二表の給与所得以外の住民税の徴収方法の選択で『自分で納付(普通徴収)』を選べば会社にバレずに住民税を収めることができます。
しかし私が推奨している看護師の副業はアルバイトなので給料は給与所得になります。
よって上の方法では住民税の支払いは会社を介することを避けられません。
ではどうしたらいいか。
ふるさと納税を利用する
ふるさと納税を行うことで翌年の住民税を下げることができます。
これを利用すれば住民税を下げることができるため副業の給与所得で増えた住民税を帳消しにできます。
納税先の返礼品ももらえるため利用しない手はありませんね。
iDeco ・生命保険・医療保険・住宅ローン控除
詳しい仕組みは割愛しますがこれらを利用することで所得控除が適応され住民税を下げることができます。
結局のところ住民税はいろいろな仕組みを使えば下げることができるため、看護師の副業のバイトで得た給与所得で増える住民税はすぐに相殺できます。
その他
Q1手渡しでも確定申告が必要?
→必要です。
Q2副業をしていたら税務署から勤め先に連絡は行かない?
→行きません。
Q3マイナンバーでバレると聞いたけど
→バレません。バレる原因は自分だけです。
Q4会社から市区町村に問い合わせたりしてバレない?
→市区町村は情報を守る義務があるのでバレません。
このように自分が原因以外での副業バレは基本的に可能性として非常に低いです。
守ることを守っていれば本業の勤め先から副業の件でお呼び出しを受けるというリスクは非常に低いと考えることができるでしょう。
おすすめの看護師の副業は単発バイト
私がおすすめする看護師の副業は単発バイトです。
- デイサービス
- 訪問入浴
- 老健
- 外来バイト
- 採血バイト
- 夜勤バイト
このようにいろいろな単発バイトの種類があります。
看護師なら看護師の副業バイトをするのが一番時給が高く効率よく確実に稼ぐことができます。
はじめての環境で自信がなかったり、心配な人はデイサービスバイトがおすすめです。
デイサービスは基本的にデイサービスに通所できるような人しか来ませんのでADLは維持されており医療的なケアも多くありません。
基本的には自分でできるので何か処置が合っても見守り程度の場合がほとんどです。
時給に関しては1500-1800円程度なので1日働けば1万円程度は稼ぐことができます。
【関連記事】看護師の副業、単発派遣バイトの時給ランキング
まとめ
副業がバレるのを防ぐためには
②働いているところをみられない
③確定申告を行い、住民税をおさえるため各種控除を利用する
【関連記事】:看護師の副業がバレたときの対処方法