看護師の単発派遣バイトは看護師経験2年目以降であれば、ほとんどの場合行くことが可能です。
その理由は看護師の派遣バイトはそれほど特殊なスキルを求められることはありません。
看護師としての基本的なスキルがあればできる仕事がほとんどだからです。
なので看護師2年目で副業として単発派遣バイトの興味があるけど自分にできるか不安な方は勇気を出して派遣会社に登録して、単発派遣バイトに挑戦してみてください。
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看護師2年目におすすめの単発派遣バイト
看護師2年目でも全く問題なく出来る単発派遣バイトはたくさんあります。
私は看護師の単発派遣バイトの経験が10年ほどあり様々な業種を経験してきたので、そういった仕事なら看護師2年目でも自信を持ってできるか紹介します。
デイサービス
デイサービスの単発派遣バイトは単発案件の中でも最も初心者向きの仕事の一つです。
理由はデイサービスの利用者さんたちは基本的に健康な方が多く、病気ではないため医療処置がほとんど必要なからです。
場合によっては胃ろうからの注入や、インスリンの注射がありますが、デイサービス施設の人が細かい手順まで押してくれるのでそれほど問題にはなりません。
経腸栄養も日々の業務で経験があれば全く問題なく行える単発派遣バイトです。
たとえ経腸栄養をしたことがなくても、そうした介護度が低いデイサービスを紹介してもらえばいいです。
仕事を紹介してもらうときに交渉すれば、きっと介護度の低い人がおおいデイサービスを紹介してもらえるでしょう。
訪問入浴
訪問入浴は看護師の単発派遣バイトの代表格です。
利用者さんの家に専用の浴槽を持ち込んで入浴の介助を行います。
多くの場合利用者さんの介護度は高いため力仕事となりなかなかハードな仕事内容です。
しかしその分看護師単発バイトの時給の中で高時給なため、きつくても1回のバイトでしっかりと稼ぎたい人にはおすすめの仕事です。
仕事内容も一緒にいくスタッフが看護師の仕事内容や入浴介助の手順を教えてくれるので問題ありません。
利用者さんはみんなお風呂を楽しみにしているためとても感謝されるお仕事です。
老健施設
老健施設も新人看護師でもできる単発派遣バイトです。
内容は入居者のバイタルを取ることと、簡単な処置を行いう場合が多いです。
病院の仕事の検査出しや点滴・薬剤投与がないバージョンと思っていでしょう。
その他
その他は病院の外来、病棟夜勤バイト、ツアーナース、健診介助、イベント救護などがあります。
看護師2年目の時はまだ経験が浅いのでツアーナースやイベント救護で急患の対応をしないといけない場合はまだ不安でしょうから3年目以降が良いでしょう。
病院の外来や他の病院で夜勤をするのはいい経験となりますが、これもある程度経験を積んで自分の勤める病院でしっかりと仕事ができるようになってから行くべきでしょう。
看護師が2年目以降から単発派遣バイトをする理由
単発派遣バイトで稼いだお金の使いみちは人それぞれでしょうが、休みの日に行かないといけない単発派遣バイトなので、お金の使いみちを決めて働くとがんばれます。
使えるお金を増やす
いわいる日々の自分のお小遣いを増やすイメージです。
看護師の給与+副業の給与ならそこそこの額になります。
時給にもよりますが看護師の単発派遣バイトは1日1万円前後稼ぐことができるので、働いた分きっちり+になるのも嬉しいところです。
奨学金の返済
看護師も奨学金を借りている人は多いのでないでしょうか。
月々の返済を給与から出しているのってなんだか切なくなりますよね。
自分が借りた奨学金であっても、『このお金がのこったらな・・・』
なんて考えたことないでしょうか。
仮に奨学金を月に2万円返していたら、単発派遣バイトに2回行けば月々の奨学金の返済分は副業であるバイト代でまかなうことが出来るのです。
私自身も奨学金の返済が目的で初めたのが単発派遣バイトでした。
結婚するときまでに返したと思っていたので、月々の給与+バイト代でどんどん返済していきました。
結婚するときまでに奨学金の返済を終えている方が相手に気を使わなくていのでおすすめです。
余っている元気をお金に変える
特に男性看護師におすすめしたいのが副業での単発派遣バイトです。
看護師の仕事は基本的に女性の仕事ですよね。
もちろん肉体労働なため疲れるのですが、そういっても女性より男性の方が体力はあります。
私は男性看護師ですが、休みの日は力が余っているとよく感じていました。
特に2年目3年目はまだまだ若いため休みの日に副業で単発派遣のバイトに行っても体力的には大丈夫だと思います。
休みの日にゴロゴロと暇をしているなら、月に数回は単発派遣バイトに行くのはどうでしょうか。
病院外で働く経験ができる
看護師の仕事は病院で行う仕事が主な場所ですが、その他にも看護師にはいろいろなは働き方があります。
それを知る意味でデイサービスや、老健へ単発派遣バイトにいって体験すると良いですよ。
病院ではなくデイサービスに来ている高齢者は非常に皆さん元気で表情も明るいです。
病院にいる患者さんの表情と比べるとその違いは大きいです。
こううした違いは実際に外に働きに行ってみないとわからないものです。
転職しやすい環境になる
単発派遣バイトは看護師派遣会社に登録する必要があるのですが、単発案件を消紹介してくれる会社は看護師の転職も行っています。
なので登録することで、周囲の病院の求人情報も得ることができて仮に転職するとなった時スムーズに転職を進めることが出います。
看護師の副業がバレないようにする方法
口外しない
看護師が副業で単発バイトに行っていることがバレる一番の理由が自分で職場の誰かに言ってしまうことです。
自分の休みの日に副業で働いているのですから誰かに言って
『すごね』『偉いね』
なんて言われたくなるのです。
しかし、決して口外してはなりません。
基本的には自分の職場の人には自分が副業している事を言うのは辞めましょう。
どんなに信頼できる相手であっても、職場の上司や病院自体にバレるとややこしいことになるので秘密で働きましょう。
税金でバレる
一般的に税金でバレる可能性があると言われています。
税金でバレる仕組みは、副業で所得が上がることで住民税が多くなることでバレると行くことです。
仕組みはこうです。
《住民税でバレる例》
年収500万円(本業のみ)
=住民税24.4万円
年収550万円(本業+副業)
=住民税27.7万円
これは副業で+50万円稼いだ場合の例です。
+50万円稼ぐと年間払う住民税が+3.3万円となりこの差額でバレるということです。
しかし50万稼いで3.3万円の差額です。
この差額を職場の経理の人がいちいち確認しているとは思えません。
仮にあなたが職場の経理をしていて、たった3.3万円他人の住民税が高くなっていることに反応するでしょうか。
もし心配な場合はふるさと納税やidecoを使うと住民税を変えることができるのでやってみてください。
その他
その他単発バイトをしているのを職場の人に見られたり、することでバレる可能性がありますが、バレる理由のほとんどは自分で言ってしまうことなので注意が必要です。
看護師が副業をしてはいけないとされている理由
本業に差し支える
看護師に限らず副業が禁止される理由の一つに本業に差し支える事が挙げられます。
主に休みの日に副業をするので、疲れが取れないでいて本業のときに集中力が保てなくなるから副業は禁止するという考え方です。
でも休みの日に遅くまでお酒を飲んで、次の日に二日酔いで来る先輩もいますよね。
それに比べたら副業で少し疲れを残して本業に来る方がまだましです。
つまり本業に差し支えない範囲で頑張ることができれば良いのです。
守秘義務を破る可能性高まる
看護師は守秘義務という職務があります。
入院患者さんに関する情報を口外しないというものですが、副業で働いているときにポロっと入院患者さんのことを言いそうになることあると思います。
こうした守秘義務違反が起こりやすい環境になるので病院としてはその確率を少しでも下げるために副業を禁止しているのです。
しかし普段から私達は入院患者さんの情報を口外しないように注意していますし、言ってしまう人は絶対に言わないようにすればいいだけです。
副業先の人が仮に何かの情報を聞き出そうとしてきた場合でも
『守秘義務があるので』
と一言いえばそれで終了です。
就労規則違反
あなたは自分の職場の就労規則を呼んだことがありますか?
就労規則は職員がいつでも読める状態にしておくことが労働基準法で決まっています。
多くの病院は電子カルテになっていると思うので、文書の中から就労規則を探して一度呼んでみてください。
私の病院では副業・兼業は禁止となっています。
しかし、医師たちは兼業しまくっていませんか?
『今日〇〇病院で当直、明日はまるまる病院で外勤だ』
医師たちのこんなことは聞いたことあると思います。
医師の兼業は認めて看護師の兼業は認めないというのはおかしな話ですよね。
つまり病院の就労規則は形骸化していて強制力はそれほど強くないと言えます。
一応就労規則では副業・兼業は禁止取られているのでバレて最悪の場合は懲戒免職となることは知っておきましょう。
しかしたとえバレたとしても一発免職はないでしょう。
上司から忠告を受ける程度から始まると思うので、注意されれば副業を辞めるというスタイルで問題ないです。
それでも看護師が副業をするべき理由
私は看護師であるなら副業で自分のお金を増やしたり経験を増やしたりすることは良いことだと思います。
今後看護師の働き方も変化していくと考えられるので、新しい環境に柔軟に対処できるようにしておくことはスキルアップにもなると感じています。
元気なうちに稼いでおく
若いうちはこれです。
看護師2年目から毎月コツコツ月に2回単発派遣バイトに行けば1年で約25万円たまります。
看護師2年目23歳。27歳で結婚すると考えたら副業で稼いだお金は4年で100万円になります。
どうでしょう、若くて元気なうちから副業で稼ぐ意味を感じないでしょうか。
逆に30代後半や40代で副業で稼ぐのってやはり体力的にしんどいと感じると思います。
私自身現在30代前半で体力的な衰えは感じませんが40歳を超えても副業で単発バイトに言っているかと聞かれると返答に困ります。
若いうちから副業で単発派遣バイトに行くと年齢が若いという理由で派遣先の人達からとてもかわいがってもらえます。
このことも若いうちから副業をする利点だと思います。
看護師が余る日が来る
現在国の方針としては在宅医療をすすめていく、急性期病院の数を減らす事を進めています。
2040年まで高齢者が増えていく日本なので看護師の仕事は減らないように感じていますがそんな事はありません。
国の方針で今後病床数を減らしていきます。
このようなことも言われるようになっているご時世なので看護師が安泰な時代も終わりつつあります。
【参考記事】病院統合で看護師が余る時代が来る。
更に近年大学の看護学部がとてつもない勢いで増えていると感じませんか?
将来必要とされる看護師の人数は減るのに現在看護師になる人が増えている現状があります。
この歪みの結果生まれるのは将来の看護師余りです。
つまり看護師が余る日に備えて副業で病院外での人脈を作ったり、いろいろな働き方に慣れて社会の流れに柔軟に対処できるようにしておくことは今後とても重要なのです。
上がりにくい給料
看護師の給与は未だに年次固定昇給のスタイルを取っている病院が多いです。
つまり毎年一定金額、基本給が上がっていく仕組みです。
実際に私が勤めている病院も昇給は毎年5千円ずつです。
つまり仕事ができようができなかろうが、経験年数の応じて5千円ずつ給料が上がってく仕組みです。
初めのうちはありがたいですが、それでも5千円です。
これ一般企業に比べると少ないですよ。
比較する企業によりますが決して高くありません。
このように看護師の給料はそれほど上がりやすい仕組みではないんです。
しかし副業をすれば、月2回行くことで年間で月給分は稼ぐことができます。
給料が上がりにくいなら自分で上げればいいという考え方です。
まとめ
看護師2年目からは副業解禁です。
2年目からなら十分に仕事はこなせます。
将来的に考えても看護師として多様な働い方を若いうちから経験すると行くことは病院で働いているだけで得ることのできない経験です。
バレる心配もあるでしょうが、バレたら素直に謝ってやめればいいだけです。
それに私は看護師経験10年、転職も経験して複数の病院で勤めた経験がありますが、看護師の副業がバレて懲戒免職された人の話はどこにいっても聞いたことがありません。
なので副業がバレることに関してはそれほど敏感にならなくていいと思います。
もし副業で単発派遣バイトを頑張って見ようと思っているのなら、やりましょう。
元気で若いうちから行動するほうが何をするにしても有利ですよ。